Thursday, April 07, 2011

気持ち

こんにちは。
今日は気持ちについて急に書きたくなったので、書きたいと思います。
愛とか恋愛とかいうタイトルにするのが嫌だったので気持ちなんて書きましたが、要はその類いについてです。



僕はいまアメリカ人の女の子と付き合っています。留学中に出会った女の子で付き合い始めてもうすぐ一年と三ヶ月になります。2010年の夏にプログラムが終わって僕は日本に帰国したんですが、幸運が重なって今度は彼女が日本に留学することになり、同じ年の秋から彼女と東京で暮らすようになりました。

本来であれば2011年の夏まで東京に留学している予定でしたが、先日の震災によって留学プログラムそのものが取り消されることになってしまい帰国を余儀なくされました。プログラムのキャンセルを告げられたときのことはとてもよく覚えています。朝方5時ごろ彼女は友人から電話で起こされ「メール見た?見てないならチェックしな!」と言われ、チェックしました。タイトルに「プログラムの取り消し」と書かれた短い本文のメールで、彼女はタイトルを読んで本文を読みもせずに、というより読むことができないほどに嗚咽していました。僕自身も理解するのに数秒要しました。唖然と愕然が混ざったような感じでしょうか。僕の語彙ではうまく表現できない、驚きと悲しみと絶望が大量に同時に襲ってきました。

"You are the best boyfriend. But at the same time, you are one of the best friends."

落ち着きを取り戻した後の彼女からの一言でした。(僕はてっきり別れでも切り出されるのかと思って泣きそうになりました。)彼女が意味していたのは、僕を彼氏としても友達としても好きだってことでした。それは僕にとっても同じで、どんな相談事もできるし隠し事もしない、親友みたいな彼女です。

彼女が帰国してから2週間と少しが経ちました。

就活を主としてやらなければいけないことがたくさんありますが、なかなか自分に鞭をうつことができません。というのも、彼女のことが頭から離れないからです。

写真を撮るのによさそうな場所だったり、面白そうなライブ、展示会、イベント、なんでもかんでも興味を引きつけられることがあると、彼女がここにいたらなあなんて思ってしまいます。ネットでかっこいい服、音楽、絵なんかを見つけたときもそう。

僕の好きな漫画『ちはやふる』で机くんが主人公のちはやに「”ここにいたらいいのに”って思う人はもう家族なんだって」と言っています。

毎日そんな感じです。

この前、男は生物学的に2、3年が同じ人を愛する限界だ、なんてことを耳にした。夢がない。彼らに言わせるとこれに当てはまらない人が例外らしい。ので、そんな例外になりたいなんて思っています。

僕たちは付き合い始めてからお互いによい方向に影響しあっているなあと感じることがあります。先日、先輩にもそんなことを言われました。周りの人もアメリカから帰ってきてからずいぶん明るくなったなんて言っています。

今まで愛ってのは時間とともに増えていく段階的なものなのかなあと思っていたんだけれど、段階的なものに加えて種類もあるんだなあなんて思い始めました。(というのも、ここだけの話過去におつきあいした女の子には隠し事もしたし相談できないこともあったからです。 )3次元のグラフでXとZ軸が愛の種類をXとYが愛の段階、なんて幾何学的なのが僕の頭ん中での愛のイメージです(そんな簡単に表せるものだとは思わないけれど)。そのベクトルが下がらずに伸び続ける関係を彼女とは築いてゆけたらと思います。

終止ノロけなポストになってしまいました、ごめんなさい。


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