Sunday, May 15, 2011

日本語

みなさん、こんにちは。

この春学期、僕は日本語の文章をみがく授業を取っています。
この前初回の授業があり説明を聞きましたが、日本語の面白さを再認識させてくれるような先生で今後の授業がなかなか楽しみであります。

その初回の授業で紹介されていたものの中に好きになった詩があったのでここでも紹介しようと思います。

吉野弘「詩が生まれるとき」より
あけがたには 藤井貞和

夜汽車のなかを風が吹いていました
ふしぎな車内放送が風をつたって聞こえます
・・・・・・
よこはまには、二十三時五十三分
とつかが、零時五分
おおふな、零時十二分        
ふじさわは、零時十七分
つじどうに、零時二十一分
ちがさきへ、零時二十五分
ひらつかで、零時三十一分
おおいそを、零時三十五分
にのみやでは、零時四十一分
こうづちゃく、零時四十五分
かものみやが、零時四十九分
おだわらを、零時五十三分
・・・・・・
ああ、この乗務車掌さんはわたしだ、日本語を苦しんでいる、いや、日本語で苦しんでいる
日本語が、苦しんでいる
私は目を抑えて小さくなっていました
あけがたには、なごやにつきます

僕は詩の専門家でもないので下手な解説をしたくありません。読んでみなさんがいろいろ考え取ってくれればいいと思います。

 英語にはここまでの面白さは無いと思う。もちろん英語は日本語が持ってない良さも持ってる。どっちも一長一短。

でも、日本語で生まれて日本で育ったからか、やっぱり日本語にひいきしちゃうなあ。


FArts

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